第95回国際ロータリー年次大会(関西)へ参加 -2004.5.23sun-

 2004年5月23日から26日まで第95回国際ロータリー年次大会が大阪ドーム・大阪国際会議場・リーガロイヤルホテルをメイン会場にして開催されましたが、日本での開催は実に26年ぶり3回目になります。

 爽やかな5月という表現がピッタリの大阪ドーム。5月23日の12時を過ぎた頃には国内外のロータリアンが続々と集まり始め、ドームの第1ゲート前に13時からの開場を待つ高松南ロータリークラブの会員・家族が集い、向井攻一会長の挨拶でクラブ例会を開催しました。

 ゲート前での例会に長期交換プログラムで受け入れた学生Werldy Diming(1991~92)さん親子、Johana Stratton(1996~97)さんなども参加し,全員で記念撮影をしました。

 例会後,ゲートで記念品とネームタグケースを受け取り、高松南ロータリークラブは1塁側内野スタンドの中段位の所に陣取り、開会前のプレショーを楽しみました。

 ドーム球場のセンターバックスクリーン付近には巨大なマルチスクリーンがセットされ、米粒ほどにしか肉眼では見えないステージのソロシシガーをクローズアップで見せてくれます。開会式は予定より30分遅れて15時45分,金剛流の能で幕を開けました。

 まず千玄室大会委員長が「国際大会の日本での開催は26年ぶり,国際ロータリー99周年の今年,歴史のある関西での開催を意義あるものとして新たな世紀へつないで行きたい。皆さんは、地球上で苦しみ、悲しんでいる人を救う愛の心、手と体を持っている人たちであると信じています。お互いに手を差し伸べ合いましょう」と開会の挨拶を延べました。

 次いで太田房江大阪府知事、関淳一大阪市長ら国内外の来賓を紹介し、世界中から参加のロータリアンに対する歓迎の挨拶を受けられました。

 次いで開催地の国歌「君が代」、RI会長のナイジェリアの国歌の斉唱。全ての参加国のフラッグセレモニーにつづいてジョナサンB.マジィアベ国際ロータリー会長が、今大会の隠されたテーマである“四季"に鑑み「四季には国境はありません。四季は1年後には元に戻ってきます。ロータリー家族の仲間に友情の手を貸して下さい。厳しい冬が過ぎ,やがて春から夏へと季節が移り成長して行きます」と参加者に今年のテーマ「Lend a Hand」のメッセージを伝えました。

 春は花 夏ほととぎす秋は月 冬雪さえて冷(すず)しかりけり 一道元禅師(1200~1253)一

今大会の隠されたテーマである四季に鑑み、13世紀の禅僧によるこの有名な日本の短歌は、あらゆる文化が共有する、世界の政治の影響を受けずに自然に移り変わる季節を、見事に表現しています。

In the spring, cherry blossoms, in the summer the cuckoo.

In autumn the moon,and in winter the snow, clear, cold.

—“Innate Spirit” the priest Dogen (1200-1253)

 大会参加者総数は5月25日現在,111ヵ国/45,560名となりました。

国際大会(関西)のフォトアルバム

Club Banner
Club Banner

 クラブバナーのデザインは、創立時のテリトリーのシンボル的存在だった栗林公園の「箱松」とロータリーのエンブレムを組み合わせたものです。

 箱松とは、その名の通り箱のかたちを装った松。樹芸の粋を極めた箱松は、ほかには見られない特別名勝 栗林公園ならではの景観をつくっています。

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