8月5日 卓話「昨今の生命保険事情」
鎌 田 恵 徳 会 員
現在保険会社は46社、うち国内生保と言われる会社は9社、平成9年の日産生命から最近の大和生命まで10社が破綻、買収となり、今はカタカナ生保や損保系生保が多数になりました。
業界において大きな変革時期は、平成10年旧大蔵省から金融監督庁に変わった時期だと思います。旧大蔵省から金融庁になって①業界に対しては「指導」型から「監督」型となった点②「規制」型から「自由化」型です。特に影響が大きいのが自由化です。従来は例えば中小生保・外資系生保の保護の観点から新商品開発等にさまざまな規制がありました。それが自由化になって「保険はどこに入ってもほとんど同じような感じ。」とよく言われたものですが、最近は商品も会社によって独自色が出てきましたし、保険料も自由化により格差がついてきました。
各社が競って独自商品開発に注力し商品は複雑化へ。商品の複雑化がその後の2007年の不払い問題の原因の一つ。これからは商品の簡素化へ。
細かい所で競うという傾向から、本当に必要な大きな部分をどう保障するか?を考えることが大切。