週報2011年1月

1月12日  第24回新年例会

新春を寿ぐ「高砂」の舞            増 尾 茂 之 会 員

高砂を舞う 増尾会員
高砂を舞う 増尾会員

 この「高砂」は神能物の代表作です。常に緑の葉をおとすことなく、年々歳々栄えをみせる松の讃美を主題にした御能全体の代表作の取り扱いを受けています。

 常緑の松に祝賀慶祝の意味を託する最もめでたい曲です。

 鋭い能管(笛)の調べではじまる舞は、あくまで爽快に気品溢れ、位は早く然も端麗なものです。

天下泰平、国土安穏、万民鼓腹の祝意に充ち満ちた心をもって、青海波・還城楽・千秋楽・萬歳楽の、いずれも祝賀に満ち溢れた舞楽の曲名を聞き「相生の松風・・・聲ぞ楽しむ」で会員各位の事業の発展と健祥を祈念して舞締め。   いざ、新春を寿がん

   

1月19日客話「四国村の古民家について

(財)四国民家博物館 学芸員 斧 上 紗 木 様

四国民家博物館(以下、四国村)は、屋島の麓にある野外博物館です。四国村の開設は昭和5110月になり、今年で34年目を迎えます。

四国村内には四国四県から、江戸後期~大正期の建造物が3113基移築復原されています。地方色豊かな建造物からは先人たちの智恵や工夫、文化に直接触れることができます。また、安藤忠雄氏設計の「四国村ギャラリー」も併設していますので、新旧の建築の比較や、館内の美術品なども一緒に楽しんでいただけるかと思います。

 2月になれば梅や水仙が開花し始め、春に向けて少しずつ四国村内の景色が鮮やかに変化していきますので、ぜひ四国村にお越しください。-

1月26日卓話「那覇南RCとの友好交流の報告」     佃 昌道会員

122日(土)~24日(月)に24名の会員家族で沖縄に行ってきました。鎌倉芳太郎ゆかりの地や文化的遺跡、地ビールから普天間基地の代替地としての辺野古周辺の静かで美しいサンゴ礁の海等々、沖縄本島各地を巡って地元の人々と交流を深めてきました。

5年前に始まった鎌倉芳太郎顕彰の旅もこれで4回目となりました。この間に那覇南RCとの交流が進展し、2年前の地区大会では、我々との友好クラブ関係が樹立されました。

また、その地区大会の記念事業の1つとして、鎌倉芳太郎顕彰会に寄付を行い、これを基に芳太郎生家近くの三木町山大寺池堤防に顕彰碑が建立されました。昨年10月に行われた除幕式の模様は琉球新報と四国新聞にも大きく掲載され、RCが取り持つ縁で沖縄と香川の文化交流が行われていることが広報されました。今回も有意義な訪問であったのではないかと思います。

なお、ゴルフ交流組は本島南部にある名門、サザンリンクスゴルフリゾートで3南(那覇南・富山南・高松南)ロータリークラブによるコンペを行い、三宅会員が見事優勝されました。

 

Club Banner
Club Banner

 クラブバナーのデザインは、創立時のテリトリーのシンボル的存在だった栗林公園の「箱松」とロータリーのエンブレムを組み合わせたものです。

 箱松とは、その名の通り箱のかたちを装った松。樹芸の粋を極めた箱松は、ほかには見られない特別名勝 栗林公園ならではの景観をつくっています。

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