今日は24節季の大暑です。一年中で暑さが最も厳しく,時々大雨が降り,蒸し暑くなります。ここ数日,局地的な大雨で交通機関が大きく混乱したりしています。この暑い昼ひなか,しばしの休息・睡眠を三尺寝といいますが,三尺(1m弱)ほどのスペースでゴロリと横になるから,とか日の影が三尺ほど動く小一時間の仮眠から三尺寝の由来とか。
今日は,客話として「復興支援ソング・花は咲く」について声楽家の岸上美保さんにお越しいただいています。また,ピアノ伴奏は久保川亜紀さんです。
「花は咲く」は,東日本大震災でおおきな被害を被った東北の方々の復興支援ソングとして,海でつながる私たち高松南ロータリークラブのメンバーが惨禍を忘れることなく被災地ロータリアンと連携し,奉仕のこころの紐帯を大切にしたいと存じます。この歌で,奉仕のこころを連綿と歌いつなげたいと存じます。
私たちロータリアンは奉仕の活動をつうじ,異業種交流と卓話で我が身の引き出しを一つひとつ増やし,識者の客話で間口をひろげ,歌声とともに交流で経験をさらに積み重ねて行きたいものです。毎週の例会を大切にしましょう。
プログラム委員会から復興支援ソングを歌うことの意義をお話しします。増尾会長の挨拶にもありますように311大災害から3年を過ぎ、まだまだ被災地は復興道半ばです。被災地を忘れることなく歌で心をつないでいきたいとの想いから企画しました。
高松南ロータリークラブからの東日本大震災への支援事業を簡単に振り返って見ましょう。
道路も流されてしまった被災地の岩手県大槌町の通学路にソーラー街灯を設置の支援,被災地の気仙沼南ロータリークラブへは平成23年4月に緊急支援物資(約10万円相当)の送付をはじめ国イリノイ州 Lake Forest – Lake Bluff ロータリークラブから預託された義捐金(日本円約37万円)を贈呈しました。
そしていち早く発災3日後の3月14日にガバナー会が、34地区全部に義援金を募り、約10億円が寄せられました。その後ガバナー会はこの資金の使途を災害遺児の支援などプログラムに使うと変更し、当地区でも物議を醸しました。当時の美馬がバナーは、適時の支援要請に応えるため、地区から送った義援金をいったん送り返して貰い、改めて2520地区(岩手・宮城)と2530地区(福島)へ等分して贈りました。
ここからは篠田会員から臨海ロータリークラブへメイクアップした時の情報です。当地区と同じように返金を要請した地区も多く、残金は約3億円になりました。結局ガバナー会は、RI理事会で多地区合同活動として承認を得た「ロータリー希望の風奨学金」としてスタート、親を亡くした遺児(大学生、短大生、専門学校生)に月額5万円(無返済)に贈る事業を続けてきています。奨学金は現在149名に支給しています。現在も同奨学金への募金は受付中で、残高4億2千万円となっています。
(プログラム委員長越智繁彬)
声楽家 岸上美保さん、ピアニスト 久保川亜紀さんによる歌唱指導で復興支援ソング「花は咲く」を高松南ロータリークラブメンバー全員で練習しました。
岸上さんは,「花は咲く」について,歌詞が大切な歌であるため,言葉をしっかりと歌うことが大切であると教えてくれました。そして,上手に歌うポイントして,日本語は母音と子音が一緒に発音されるところ,意識して母音と子音を分けてゆっくり歌うことで音が綺麗に聞こえるということも,実演つきで教えていただきました。
岸上さんの指揮のもと「花は咲く」をパートごとに分けて,全員で合唱しました。和気あいあいとした楽しい例会となりました。パートごとの練習の後,冒頭からとおしての合唱で仕上げとなりました。岸上さんは,次週の当クラブの夏期家族会にもご参加くださるとのことです。高松南ロータリークラブメンバーの練習の成果があがることを期待しつつ客話を締めくくりました。
なお、増尾会長は、「花は咲く」をガバナー補佐訪問のクラブ協議会、佐々木善教ガバナー公式訪問例会でもロータリーソングとして歌うと述べています。