2012年5月度 WEB週報

5月2日(水)例会

詫間行芳会長挨拶

 先週の栗林公園での55周年記念例会には多くの皆様のご出席を賜り、有難うございました。

自然に湧出する香東川水系の地下水の流れと紫雲山の借景を利用した日本一の庭園がさらに活性化されることを願います。

 本津川のこぶ白鳥は今年も卵を温めています。有名になったのか、ひっきりなしに人が観察、撮影に来ています。気になったのは毎年巣が岸の人間が見える位置に近付いていることです。

土手から離れて人目につかない場所での巣作りが段々土手に寄ってきている気がします。

その方がカラスなどの天敵に狙われなくて安全と判断したのかも知れません。

 犬や猫も弥生時代から人間に近付いてきて最終的には家畜化してしまった。鯉も人里でしか生きられなくなった魚という意味でしょう。燕雀も同じす。このようにして野生動物も人間に寄り添うようになるのでしょうか

 RI審議会業務部からの連絡が有りました。RI定款細則委員会が開かれ、「他クラブでのメイクアップ時間を60→75%に変更する」当クラブからの立法案が、欠陥がないものとして認められました。RI理事会の同意を得て2013年規定審議会に提出になります。成否は、太田英章規定審議会地区代表議員に委ねられました。

卓話「繊維のお話」~スーツを大切に~

増尾 茂之会員
増尾 茂之会員

増尾 茂之会員 

 世界各地のニュースのうらがわに昔ほどではありませんが、繊維の利権がからんでいる地域があります。黄金の三角地帯や黄金の三日月地帯と呼ばれている地域がそうです。

 次に、衣類や産業資材等に使われている糸の電子顕微鏡写真を見ると、化学合成繊は絹の品質に近づける歴史といえると思います。

 皆さんの毎日の生活に欠かせないスーツについてお話をしましょう。

ワイシャツは襟元を大切に特に襟のツメをなくさないでください。袖口は15mm出で決める。

上着は肩ぐりの縫製、肩パットによる左右対称、内ポケットには何も入れない。

日帰り出張でかたちの戻らないスーツは二度と注文しない。

ズボン丈は前は靴にかかる、後ろは踵が見える程度に決める。採寸時、左右をブラさない。

 汚した時はアンモニアやぬるま湯を含んだ布でたたく感じで拭いて汚れをひろげない。ワイシャツの襟もと、袖口の汚れがひどい時はやわらかく「歯ブラシ」で落す。洗濯マークには気をつけて見て処置すして下さい。

 詳細は当日配布した服装便利帳~お手入れメモ~を熟読玩味ください。

5月9日(水)例会

詫間会長挨拶

 5月21日(月)には、朝7:25分頃香川県下でも皆既日食が見られます。

高松では1080年以来、932年ぶりの金環食です。太陽より月の方が少し小さいので指輪のようなリングになります。決して裸眼では見ないで下さい。

 去る5月5日~9日、バンコクでRIの国際大会が開かれていて、当高松南ロータリークラブから豊田章二PDGと篠田日出海幹事が参加されて、クラブからの信任状を提出されました。大変お疲れ様でした。

客 話 「規律ある人材の育成」

自衛隊香川地方協力本部本部長 一等陸佐青井 常治氏

青井 常治1佐
青井 常治1佐

 自衛官として重要な事は、使命感、規律心、団結力を強めることです。先ず規律を重視するのは何故やるのかということを教え、集団生活による規律を体得します。実際に寮生活をしますので、そこで指導して行きます。実際の行動として命令に服従することを実施します。

結果として部隊としての規律や士気を高めるということになります。

隊員は入隊すると宣誓をしますが、ポイントは自衛隊の使命を自覚することと規律保持です。その上で事に臨んでは危険を顧みず身をもって責務の完遂に努めるというのが自衛官として期待されています。

 自衛官の心構えですが、特に精神教育として愛国心、国防意識を高めることをします。実施の訓練もしますが、旧軍時代に活躍した戦史も勉強します。私も実際に防衛大学の学生時代に硫黄島研修をして、先の大戦で頑張った先人の思いを体感しました。最終的には戦闘をする部隊ですので、規律が部隊の生命線です。上司の命令を部下が実行しないと部隊が成り立たないということです。

 次に服務規律の徹底は、自衛官として見た目も大切にするという点です。法令遵守と併せて自衛官として相応しい服装と態度、事故の未然防止を徹底させます。頭髪は短く、服はアイロンを掛けて爪も髭も伸ばさないということです。

 集団生活ですが、整理整頓をきちんと行うことです。ベッドの毛布のたたみ方についても水平で直角、一直線になるようにします。野営で天幕を張る時もきちんと糸を張って一直線になるようにします。イラクへの派遣の際もきちっとやると他国の軍隊からも生活規律が出来ているということで、評価を受けました。

 次は時間厳守です。朝6時起床から夜中就寝の23時まで決められています。集合時間は、5分前精神を心掛け遅れないように躾が行われます。これも作戦の基本で、各部隊が同時に攻撃をするという際に時間を守られない部隊があると作戦が巧くいかないということになります。併せて国旗に対する敬礼もしっかり行います。山本五十六の名言で「苦しいこともあるだろう。 云い度いこともあるだろう。 不満なこともあるだろう。 腹の立つこともあるだろう。 泣き度いこともあるだろう。 これらをじつとこらえてゆくのが男の修行である。」というのがあります。

 教育訓練ですが、基本教練を最初にやります。不動の姿勢、敬礼、武器の取り扱い、小銃の手入れなども正確且つ迅速に行えるように練習を繰り返します。

 山本五十六の名言に「やってみせ 言って聞かせて させてみて 誉めてやらねば 人は動かじ」とうのがあります。

 自衛隊の教育訓練も同じようなシステムでやっています。三つ叱った一つ褒めてやる.人は褒めてやらないとなかなかやる気にならないところがあります。

 また、実年者は、今どきの若い者などということを絶対に言うな。なぜなら、われわれ実年者が若かった時に同じことを言われたはずだ。今どきの若者は全くしょうがない、年長者に対して礼儀を知らぬ、道で会っても挨拶もしない、いったい日本はどうなるのだ、などと言われたものだ。その若者が、こうして年を取ったまでだ。だから、実年者は若者が何をしたか、などと言うな。何ができるか、とその可能性を発見してやってくれ。とも手紙なかで述べています。

 最後に東に本大震災に際しての対応で教育訓練の成果が実証された面もあると思います。救助実績がヘリコプター、ボートなど様々な手段で約2万名、亡くなった方行方不明者も2万名ですので、同じぐらいの人を救ったことになります。

5月16日(水)例会 クラブ協議会(夜間例会)

詫間行芳会長挨拶

 今年度委員長と次年度委員長の引き継ぎのクラブ協議会です。次年度から委員会構成が変更になりますので、複数のイエローブックを持って帰る委員長もいますが、宜しくお願いします。

 国際ロータリーの年度テーマ「こころの中を見つめよう、博愛を広げるために」、クラブテーマ「ロータリーを楽しみ、その楽しみを社会に」のもと、例会、親睦例会等でロータリーを楽しみながら、タイ洪水救済、東北震災支援等地域社会・国際社会に貢献する活動を皆様と一緒にしてきました。皆様のご協力誠に有難うございます。特に財団、米山、ニコニコに多大なご寄付を頂きました。

 例会では客話、卓話に幅広く参考になるお話が一杯ありました。SAAの努力で客様の講話の時間をなんとか確保出来ました。お食事中に会を早々から始めることになり。また、委員会報告にもしわ寄せがありましたことお詫びいたします。プログラム委員会の皆様には充実したプログラムを遂行して頂いています。

 今年度のクラブ最大の行事であるIMを会員全員の絶大なご協力により盛大に催すことができました。

 田中直前会長が発案された、他クラブメイクアップ時の在席時間60%→75%に変更する立法案が地区大会で可決、175号案としてRI定款細則委員会の審査を通過しました。2013年度RIの規定審議会に上程がほぼ決定です。易きに流れる風潮を止めたいとする願いが通じることを祈ります。

 55周年記念行事として、栗林公園六十景かるたの寄贈、2007年からの記録誌作成、東日本大震災被災地にソーラー街灯贈呈をしました。栗林公園での思い出に残る記念例会も出来ました。以上でクラブ全体の実績報告とさせていただきます。

クラブ協議会開催

2011-12年度の現行制度による24委員会の委員長から活動報告が行われました。

次いで2012-13年度の統合編成された16委員会の委員長にイエローブックが引き継がれ、新年度の活動計画が建てられ新年度がスタートします。

5月23日(水)例会

詫間会長挨拶

 一昨日の金環食、見られたでしょうか。金環食が見られるのも月のお陰です。月が無かったら、月の引力による潮の干満も無く、地球の自転にブレーキがかかることもないので、地球誕生頃の5時間の自転速度は変わらないままでしょう。1日が5時間では慌ただしく、我々の生活スタイルも全く違っているかも知れません。ロータリー例会も10分くらいしか時間が無く、ゆっくり親睦の食事時間も無いかも知れません。

 国際ロータリーは毎年水問題を世界的な戦争に結びつく深刻な問題として訴えています。

日本のように国土全ての集落に水道が行き渡っている国は世界でも稀ですが、そのため国民が世界的水飢饉に無関心になってしまっています。日本の水源の土地を将来の水ビジネスのために外国人がダミー会社を使って購入している特集がTVで有りました。

 中国北部は水不足、井戸の水位降下、水質悪化問題に直面しています。揚子江から黄河に運河を3本引く計画の1本が稼働しているが全然足りないようです。

バングラデシュでは、国際慈善団体から寄贈された井戸に水を求めてくる人々で争いになり、死者が出ています。ロータリーはポリオ以上に難しい問題に向き合おうとしているようです。

卓話 「ローターアクトクラブからの報告」

香川大学ローターアクトクラブ会長 岡部 高昌君

 香川大学RACの今年度6月末までの活動報告をします。会員数は新入生の1年生が確定していませんが現在約50名です。

 例会は、現在は第2・4月曜日の18:30分から本学の教室で行っています。次年度は会長や会計の学生が農学部と工学部なので本学に来る機会が少なく、例会日の変更について2年生の幹部が話し合っていて変更の可能性があります。

 クラブの年間の活動報告をします。6月は毎年海開きの前に女木島の海岸の清掃活動を行っています。地区大会は、昨年は6月12-13日に葉っぱビジネスで有名な徳島県上勝町で行いました。8-9月は夏休みですのでクラブのレクリエーションで「夏合宿」を行っています。

このほかJT「ひろえば街が好きになる運動」は、夏と冬と丸亀お城祭りの年間3回、日本たばこ産業の活動スタッフとして協力しています。このほか今年度初めて牟礼町の石灯りロードのスタッフボランティアとして高松中央RACと共に参加しました。

5月30日(水)例会

詫間会長挨拶

 高知県馬路村の更に山奥に魚梁瀬村が有ります。2月頃そこで人里離れた山中で真っ暗な深夜にひとりで機械の試験運転をしていました。民家から離れていて星明かりしかない闇夜は目が見えない人間にとって、野生動物の支配する世界でした。聞こえる物音もフクロウの鳴き声だけです。

 現場横に獣道が有りましたので、弁当を残してそこに置いて一人で機械の試運転をしていたら、12時頃物音が聞こえたので、音を消してそっと懐中電灯を照らすと縞模様の小鹿でした。次の瞬間親鹿が間に入ってこちらを睨んで、ヒューという合図をしたと思ったら、小鹿共々獣道を駆け上がって視界から消えてしまいました。

 その間2秒程の素早さでした。親鹿の子を守る野生の敏捷さを感じました。

鹿は何代にもわたって同じ獣道を通ります。親から子に伝承されてゆくのでしょう。その場所が人間によって開墾されても通ろうとします。

卓話「ネット・ビジネス」

上村 光男会員

準備中です。

Club Banner
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 クラブバナーのデザインは、創立時のテリトリーのシンボル的存在だった栗林公園の「箱松」とロータリーのエンブレムを組み合わせたものです。

 箱松とは、その名の通り箱のかたちを装った松。樹芸の粋を極めた箱松は、ほかには見られない特別名勝 栗林公園ならではの景観をつくっています。

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