第39回例会です。「清明」末候「虹始めて見る」といわれる二十四節季七十二候,併せて気候です。本来「清明」とは万物が春の陽光を受けて明るくすがすがしい様子をいいますが,このところ雨が多く寒暖の差もおおきく清明とは程遠い今日この頃です。体調管理には充分意を注いでいただきたい,と思います。
四月はフレッシュパーソンの季節です。先輩や上司に連れられてぎこちなくもあり初々しくもあり名刺を差し出すまでは初任者研修でOKですが,ペンを持たしたら幻滅です。親指立てて握りペンです。あれでは早く筆記できないはずで,最近の記者会見風景を見れば歴然です。マイクロテープから携帯までうず高くつまれた録音装置。彼らもメモ書きができないのでしょう。それに要旨,まとめがにがてです。
そんなこんなの状況下で,ロータリーの情報紙誌について「ロータリーの友」地区代表委員の石川会員から卓話いただきます。
来週は創立記念例会です。58年前の先人の奉仕の心への情熱を生かし続け出席率の向上をお願いします。
ありがとうございます。
『ロータリーの友』は,RIに認められた公式の地域雑誌です。
『ロータリーの友』の創刊号は,1953年1月号です。1952年7月,日本のロータリーが2地区に分割されたことに伴い,分割後も互いのことを知っていたいとの思いから,両地区共通の雑誌発行の運びとなりました。
公式の地域雑誌であるには,RIの規定を遵守する必要があり,例えば7月号にはRI会長の写真を掲載すること,8月号には「ロータリーを再発見。」の記事を掲載すること等々があります。「Rotaryいま……」は,ロータリーの新しい動きを新会員に向けて分かりやすく説いている記事です。
縦組みの記事は日本の記事です。「わがまち…そしてロータリー」は前年度からスタートしたシリーズであり,工夫して頑張っているまちを取り上げて地域のロータリアンに案内してもらいというものです。昨年の4月には,香川県の宇多津町が取り上げられて掲載されました。『ロータリーの友』は,同紙への投稿を積極的に呼びかけています。活動の様子が分かる生き生きとした動きのある写真を送ってほしいとのことです。2014年1月から,『ロータリーの友』電子版の配信が開始されました。ロータリークラブ会員以外の方に活動を知ってもらうため,『RotaryJapan』ホームページも開設されています。
ロータリアンの三大義務は,会費を支払うこと,例会に出席すること,『rotarian』又は公式の地域雑誌を購読することです。ぜひ,『ロータリーの友』に投稿して,同誌を作る主体になってください。