2014-15 WEB週報8月度

8月20日(水) 例会

増尾会長挨拶

今日は立秋末候「蒙霧升降す(のうむしょうこうす)」深い霧がたちこめるころですが,新暦と陰暦との差は昨今の異常気象で年々乖離しています。また,今日は藤原定家忌です。やまとうたの大家で知られていますが,武家のちからが拡大するにつれて発音上の違いが失われた仮名表記「を・お」「え・へ・ゑ」「ひ・ゐ・い」の指標を有史以来はじめて定め,やまとことばの確立に寄与しています。従来当て字であった読み漢字を完全なかたちの大和かなを確立した反面,文字言語と音声言語との混乱を今日まで千年以上引きずった原因の一つを作ったのかもしれません。

今日は「会員増強」について詫間会員増強委員長とともにバズセッションを予定しています。一人でも多く,ロータリーの奉仕の心を理解する人士を増やす。会員増強に取り組む姿勢は,私たち共通の命題です。一方,会員獲得に矜持を失してはならない,と思います。

 

来週はガバナー補佐,9月の第2週にガバナーの訪問を控えています。ぜひ,会員増強とともに最大の義務である例会への出席率の向上を期したい,と思います。皆さん方とともに会員増強と魅力ある例会に智恵を出し合いたいものです。よろしくお願いします。

 

ロータリー財団委員会より

ロータリー財団委員会の豊田章二委員長から上村光男会員と白井克彦会員が,ポール・ハリス・フェローの認証を伝達されました。

バズセッション「会員増強について」

          会員増強委員会 詫間行芳委員長
          会員増強委員会 詫間行芳委員長

 8月は「会員増強月間」です。月間テーマに合わせて会員増強委員の詫間行芳委員長が会員増強を図る方策を探りたいとバズセッションを開催しました。会場内の6つのテーブルごとにリーダーと決めて貰い、会員増強について自由に意見を述べて貰い、テーブル毎にリーダーがまとめて発表しました。

資料として過去42年間の会員数の変遷と職業分類充填・未充填数を記した資料が配布されました。

配付資料によりますと会員数は1972年度の66名から徐々に増加し、瀬戸大橋が開通する1988年度に81名となります。その後約10年余りに亘って80人台を維持し続けましたが、バブル経済の崩壊の影響などから減少し始めて2011年度には58名まで落ち込みましたが、会員増強活動の努力が実って現在は63名まで回復してきています。

 

 討議が出尽くしたところで,各テーブルのリーダーが,取りまとめた意見を順次発表しました。リーダによる発表は,次の通りです。

・「多くの方に客話をしていただき,その方を会員になっていただくよう推薦する」

・「退会を防止する策を立てる。新会員には積極的に声かけをする」

・「ロータリーをPRして,多くの方に認知していただく」

・「親子入会を勧めるため,入会金等で優遇する」

・「学校法人の理事を推薦する」

・「会員一人ひとりが新会員の入会を募る」

・「若い人は多忙なので,60歳以上の事業のベテランの方も勧誘する」

・「例会等をより魅力的で有意義なものにする」などの意見が出ました。

 最後に,詫間委員長が,総評として,クラブとして存続するためにはロータリーの魅力が大切であり,仕事の時間を割いてでも参加しようと思うだけの魅力が必要であると述べました。

また,多くの人に知ってもらうために,積極的にクラブへの参加を誘うことも必要であり、他方で,ロータリークラブの基本に立ち返って人選することも大事で、これらの要素を考え合わせると元会員のご子息などは適切な候補で締めくくりバズセッションを終えました。

 

Club Banner
Club Banner

 クラブバナーのデザインは、創立時のテリトリーのシンボル的存在だった栗林公園の「箱松」とロータリーのエンブレムを組み合わせたものです。

 箱松とは、その名の通り箱のかたちを装った松。樹芸の粋を極めた箱松は、ほかには見られない特別名勝 栗林公園ならではの景観をつくっています。

アクセスカウンター