7月9日第2回例会です。小暑初候 温風至るの節季です。夏の風が熱気を運んでくるころ。そして,梅雨明けごろに吹く風を白南風(しろはえ)といわれています。
といいましても,台風の影響で大荒れのお天気です。
今日は森鴎外が亡くなって86年忌です。舞姫,阿部一族や高瀬舟の著者,小説家としての森鴎外は明治の時代にクラウゼヴィッツの「戦争論」を講義した軍人でのちの陸軍軍医総監としての森林太郎,晩年は国立博物館の総長として活躍したスーパーマルチ人間でしたが,「余ハ石見人森林太郎トシテ死セント欲ス」と言い残してなくなりました。
私たちロータリアンも奉仕の活動をつうじ,異業種交流と卓話で我が身の引き出しを一つひとつ増やし,識者の客話で間口をひろげ,交流で経験をさらに積み重ねて行きたいものです。幸い,明10日は功徳日といい,観音さまにお参りすると4万6千日分のご利益があるそうです。「善行施せば功徳あり」です。
3日~6日の間短期交換留学生を近藤会員に受け入れていただきました。詳細は9月17日の第11回例会の卓話で語っていただけます。功徳のあらんことを。ありがとうございました。
このあと,第3回クラブ協議会が開催されます。私たちのクラブ運営方針である 「温故知新 ロータリー活動の原点に光をあてよう」のもと,5大奉仕委員長より活動計画を会員各位と共有したいと思います。よろしくお願いします。
2014−15年度第3回クラブ協議会が開かれ,5大奉仕委員長が新年度の活動計画を発表しました。
クラブ奉仕委員会、宮脇光男委員長より,クラブ奉仕委員会の活動計画の発表がありました。
“ロータリークラブに入った頃,ロータリーはまず「出席と親睦だ」とよく言われました。正にロータリーの原点であり,ロータリー活動の土台を成すものだと理解しています。この土台をしっかり築くのが,第一奉仕部門であるクラブ奉仕の役目であります。そして,充実したクラブ奉仕が職業奉仕・社会奉仕・国際奉仕・新世代奉仕の活動を活性化させクラブの繁栄に繋がるものであります。活動を実施する小委員会の委員長には,プログラム委員長に越智さん,出席委員長に仲西さん,会員増強・職業分類委員長に詫間さん,会員選考・ロータリー情報委員長に篠田さん,会報・広報・雑誌委員長に和田さん,親睦活動委員長に高島さんと非常に強力な布陣を敷いていただいておりますので,増尾会長のクラブ運営方針「温故知新 ロータリー活動の原点に光をあてよう」をよく理解し,関連する委員会委員長と緊密に連携を図りながら,活気あるクラブ運営と調和のとれた活動が行われるよう努力します。”
宮脇委員長は,続けて,プログラム委員会,出席委員会,会員増強・職業分類委員会,会員選考・ロータリー情報委員会,会報・広報・雑誌委員会,親睦活動委員会の各活動計画の発表も述べられました。
職業奉仕委員会、岡隆夫委員長より,職業奉仕委員会の活動計画の発表がありました。
“活動方針は,ロータリーの目的第2項に定める「職業上の高い倫理基準を保ち,役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し,社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものとすること」を踏まえ,1.職業の多様な価値観を理解し,享受する,2.職業スキルを活かし,地域社会に奉仕する,3.職業での経験から学んだことを後進に伝えると,定めます。活動テーマは,二宮尊徳の「道徳を忘れた経済は,罪悪である。経済を忘れた道徳は,寝言である。」です。活動計画としては,1.会員の職場で例会を行い,職業内容について学ぶ,2.高松養護学校において,奉仕活動を行う,3.上記方針テーマに沿った客話もしくは卓話を行う,4.高松大学・高松短期大学において,学生との懇話会を行う,5.意義ある活動を行っている職業人に職業奉仕賞を贈呈する,とします。”と,述べられました。
社会奉仕委員会、十川好敏委員長より,社会奉仕委員会の活動計画の発表がありました。
“基本的な方針は,社会奉仕はロータリアン一人一人が「超我の奉仕」実践する機会であります。地域に住む人々の生活の質を高め,公共のために奉仕することはすべてのロータリアン個人にとっても,またロータリークラブにとっても献身に値することであり,社会的責務でもあります”と述べました。そして,“具体的な活動計画として,1)高松市主催の一斉清掃(高松クリーンデイ,屋島クリーン大作戦)への参加,2)讃岐学園,香川こだま学園への支援(ボウリング退会,クリスマス会屁の協力),3)水に関する環境問題への取り組み(バングラデシュ,タイ,早明浦ダム),4)書き損じはがき等を利用した奨学支援制度に対しての協力”を述べました。
国際奉仕委員会、堀祥二委員長より,国際奉仕委員会の活動計画の発表がありました。
“基本方針としては,「国際奉仕は,書物などを読むことや通信を通じて,さらには,他国の人々を助けることを目的としたクラブのあらゆる活動やプロジェクトに協力することを通じて,他国の人々とその文化や慣習,功績,願い,問題に対する認識を培うことによって,国際理解,親善,平和を推進するために,会員が行う活動からなるものである。」とのRIの方針に従い,今年度もクラブの国際化に協力したいと思います。活動計画は,1.2670地区世界社会奉仕委員が推進するプログラムへの協力,及び,2.世界理解月間に卓話または客話を計画したいと思います。”と述べられました。
新世代奉仕・ローターアクト委員会、近藤厚志委員長は,活動計画として,「温故知新 過去を鑑み,今を生きる,ロータリアンの社会への貢献は現在のみにとどまらず,未来を託する青少年の育成を通じてロータリアン自らが共に成長することも目指します」としており,活動内容としては「1香川大学ローターアクトクラブ(以下「香大RAC」と言います。)の例会への参加及び同会員からの意見を傾聴して同クラブの状況把握に努めることと当クラブへの状況報告を行う,2香大RACの会員を当クラブに招待して,活動報告の場を設け,クラブ間の相互理解と親睦を深める場を設ける,3香大RACが参加する地域奉仕活動に当クラブから協働で参加する,4少年少女キャンプ,RYLAセミナー,短期留学生受け入れ等青少年の健全育成に関する行事に積極的に関与する」と定めています。