今月はVocational Service Month(職業奉仕月間)です。職業奉仕の理念は “He Profits Most Who Serves Best(最もよく奉仕する者、最も多く報いられる)” というモットーで表されてきました。この標語は1910年のChicago大会においてArthur Frederic Sheldonによって提唱され、翌1911年に標語として採用され、その後修正が加えられ、1950年以来 ”Service Above Self(超我の奉仕)” と共に公式標語として使われています。その後、女性会員の加入等の理由により、現在では ”They Profit Most Who Serve Best” という表現になっています。Arthur Frederic Sheldonは1908年にChicago RCに入会し、この標語を提唱すると共に、現在も使われている職業分類表(当時は800分類)の原型を創りました。今日は職業奉仕賞の表彰があります。篠田委員長よろしくお願いします。
三井住友信託銀行 仲西恭一支店長さんの入会カードを回覧致します。
香川用水土地改良区 鈴木専務理事、鹿庭管理課長様に平成25年度職業奉仕賞を贈呈いたしました。
氾濫を繰り返す暴れ川(吉野川)の徳島の治水及び香川の水不足解消を目的として、早明裏ダムが開発され、年間86300万トンのうち、29%
の24700万トンを香川に香川用水を通して引いています。
香川用水の総延長は106km有ります。財田の宝山湖が分水区になっていて、90kmは自然流下で、残りはポンプアップです。利用予定では、農業用は15000万トン、生活用12210万トン、工業用1990トンです。農業用は土地改良区が管理し、供用区間は水資源機構が管理しています。溜池を用水が補給する形で、台風に備えています。
昭和39年から50年で計27回の取水制限が実施されるほど香川の水不足は深刻ですが、香川用水のお陰で緩和されています。
香川用水土地改良区は43年8月1日に設立され、8市9町23670㌶の管理を任されて、農業用水、配水、取水管理、水路テレメータ保守整備の日常業務の他、関係水利用団体との調整+大規模更新事業も請けています。