2012-13年度 WEB週報5月度

5月1日(水)例会

会長挨拶

 4月26日午後6時から、高松センチュリーホテルで、富山南ロータリークラブと友好クラブ協定締結について話しました。お手元のせんべいは、その時いただいたお土産です。回覧している新聞記事は、富山南クラブの草野会長が住職をしている海秀山大法寺に関するものです。富山南クラブからは会長はじめ5名の方が来られました。当クラブの出席者は、田中さん、上村さん、増尾さん、秋山さんと私でした。

 当クラブの例会に出席して、正式に友好クラブ協定締結の申し入れをしましょうかと言われましたので、そこまでしていただく必要はありませんとお答えしました。そして、今年の11月9日に開催される富山南ロータリークラブ創立50周年記念式典の際、調印式をする方向で検討しましょうということになりました。

客話「医療費から見える香川の現状」

協会けんぽ香川県支部 田中亮三支部長

 

 国民皆保険制度が昭和36年にスタートし、74歳までは協会けんぽ、健康保険組合、共済組合。国民健康保険、75歳からは全員が後期高齢者医療制度に加入しています。

協会けんぽの医療費は、病院の窓口で健康保険証を提示すると3割の自己負担となり、香川支部では自己負担分を含め平成23年度は630億円の医療費となっています。

 医療費は毎年高齢化と医療の高度化によって毎年アップしています。

一人当たりの年間医療費を支部別で比較すると香川は5位、香川と同じ麺文化の長野県が47都道府県中47位と低くなっています。

一方地理的な特徴から見ると、一つの病院がカバーする面積は香川が19.4㎢に対し日本アルプスなどを抱える長野では96.4㎢と広く、香川は病院へはすぐ行けるという恵まれた環境にあることが分かります。

 医療費の男女別では、男性が「50歳代、70から74歳」を除き平均を上回っており、特に女性はすべての年齢で上回っていて、50歳代以上では大幅に増加しているのが目立ちます。

 年代別に見た病気の状況は、40歳代で「循環器系」「消化器系」など生活習慣病が増えて、50歳代以降もこの順位が固定化し、生活習慣病化の予兆が出てきています。

これらから健康なシニア世代を迎えるには、定期的に健康診断を受け、早期発見・早期治療が大変重要です。医療関係データーは若いときからのケアが必要であることを物語っており、ロータリークラブの皆さんの会社の財産である従業員の健康作りのためにも積極的なサポートをお願いします。

5月8日(水)例会

会長挨拶

 ロータリー財団地区奉仕賞を受賞された渡辺成剛さん、大橋泰範さん、森恒弘さん、おめでとうございます。

 次年度地区新世代奉仕委員会ローターアクト委員を委嘱された熊田浩さん、ごくろうさまです。会員の皆さんが、それぞれの立場で、奉仕活動に努めていることに敬意を表します。ところで、和田節代さんは、独立して事務所を丸亀市に構えましたが,当クラブは辞めないと言ってくれていますので、報告します。

 最後に、今日の客話「瀬戸内国際芸術際について」をお願いしている林幸稔さんは、近い将来会員宅話をして下さる予定だということです。

客話「瀬戸内国際芸術際について」

林幸稔建築設計事務所主宰  林幸稔氏

 今年は、2回目の「瀬戸内国際芸術祭2013」が開催されています。もうすっかり定着し、春会期も大勢の人が足を運んだようです。学生時代、勉強すればするほど、知れば知るほど、香川は「建築と芸術」の優れた作品が数多あり、特別な場所であることがわかりました。そして、それらの優れた作品は、その誕生に関わる人たちの並々ならない執念にも似た情熱から生まれたのであり、彼らとそして作品から大きな熱量を頂きました。

 そして、その恩返しをするために様々な場を通して、作品を知ってもらうための活動をしていたぼくにとっては、香川を舞台にしたアートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」の開催は夢のような出来事でした。第1回目が開催されたのは2010年。その前年に、北川フラム総合ディレクターと福武總一郎総合プロデューサーより、香川の建築家仲間で、グループ展などをしていた僕を含めた5人の建築家に、芸術祭のアーティストのサポートを依頼されました。

 ぼくらの役割は、アーティストの意図を汲みながら、構造・施工などの技術的なことと、法的な、また行政的な制約をすり合わせて、厳しい予算の中で現実のものとするお手伝いです。それぞれの特性やコストを整理して、優先順位をつけ、アーティストに示すのです。この作業は、通常の建築設計の業務でも同じことですが、アーティストは良い作品とするために、妥協せず、最後まで粘ります。そのエネルギーが、観る者に熱量を与えるのです!

 ぼくは、香川の人たちが、香川の建築やアートについて、家族を語るように話すようになればと思っています。そのためには「教育」が何よりも大切です。

 ぼくは、「香川の建築と芸術」の伝道師でありたいと思っています。それが素晴らしい作品を残していただいた、先達への恩返しだと思っているからです。

5月15日(水)夜間例会

会長挨拶

 新旧委員長引継ぎのクラブ協議会を迎えることができました。会員の皆様、とくに秋山幹事からご支援ご協力いただいたことに感謝申し上げます。ありがとうございました。

 今日の挨拶は、少し長めです。私が地区大会で知った「許容力」について、話したいと思います。基調講演で、知力には4つの要素がある、それは判断力、理解力、思考力、許容力であると聞きました。「奉仕を通じて平和を」という今年度RI会長の田中作次氏のテーマは、奉仕を通じて、私たちは寛容、感謝、理解、尊重の念を持ち、平和に暮らすことができるという考えに基づくものです。

 私は、人は寛容であること、許容することが大切なのだと確信しました。当クラブの運営方針は、「参加して楽しもう」でした。活発な委員会活動を期待し、また、例会では、誕生月を迎えた会員に、ショートスピーチをお願いしました。会員相互の理解と親睦を深めることに役立ったと信じています。会員の皆様に、参加して楽しんでいただくことができていたら幸いです。

2012-13年度&2013-14年度合同クラブ協議会

 2012-13年度第6回および次年度第1回の合同クラブ協議会は、高松センチュリーホテル会議室で開催、吉田会長とM・ソバハニ会長エレクトをはじめ新旧の委員会から委員長、委員が全員参加しました。

 協議会ではマスウド・ソバハニ会長エレクトが、2013-14年度の国際ロータリーのテーマEngage Rotary, Change Lives「ロータリーを実践し みんなに豊かな人生を」を紹介しました。ロン・バートン次期RI会長はロータリー史上最大のプロジェクトであるポリオプラスは、あと3カ国を残すのみの最終段階に入った。ここで手を抜かずに最後のひと頑張りをと呼びかけています。

 一方RI第2670地区の関裕ガバナーエレクトの “地域で、世界で、ちょっといいことをしよう”という地区の方針を伝えロータリー活動を楽しみながら実効ある奉仕活動をひとつでも実践して頂きたいという関GEの考えを伝えた上で次年度のクラブの運営奉仕について次のように述べました。

 ソバハに年度の高松南ロータリークラブの方針は「Love (愛) とEnjoy(楽しみながら)」地域社会のニーズを掘り起こし、四国地区、日本国内から国際社会へと情報発信していくように努力したいと抱負を語りました。

クラブ協議会は、これに先立ち2012-13年度の活動状況がクラブ奉仕委員会委員長nなどから順次から発表され、次年度の委員長にイエローブックを手渡して、引き継ぎを行いました。

5月22日(水)例会

会長挨拶

 先週、新旧委員長引継ぎのクラブ協議会がありました。日曜日は今年度第4回の一日会がありました。そして今日、高松西ロータリークラブの方が地区大会のお礼に来られています。3つに共通するのは、もう終わりだということです。私の挨拶も今日を含めて残り6回になりました。長い間お聞きいただきました。感謝申し上げます。

卓話 2013年規定審議会の報告 -太田英章PDG-

5月29日(水)例会

会長挨拶

  四国も梅雨入りしました。季節の移ろいに敏感になっている今日このごろです。

前回の「ニコニコ」で、会長の職務を最後まで頑張ると宣言しましたが、実は、私の失敗で、会報委員会の上村さんに迷惑をかけてしまいました。月報に載せる会長挨拶の原稿は、会長が書くことになっています。先週、挨拶の後、すぐ原稿を書いたのですが、上村さんにメールで送るのを忘れていました。

 今朝、督促されるまで、送ってないことに気づきませんでした。今日、失敗した話をしたのは、私が最後まで頑張る気持ちを持っていることを再度示すためです。

卓話 「香川大学の新プログラム」

長尾 省吾

 現在の4年制の大学の現状は、18歳人口が減少しているにもかかわらず、国公私立で780校弱開校されており、ここ10年で1割は減少すると言われている。従って、大学は生き残りをかけた競争になっている。

 一方、18歳人口の50%以上が入学できる全入時代になり、学生の質が問題となっている。経済の低迷による経営圧迫は、大卒生の再教育に割く時間とお金が無くなった。この様な中で、社会は大学へ出来あがった人材輩出を求めている。

香川大学では、社会の期待に応えかつ一歩でも前に進み、最新の知見や研究に触れたいという学生のニーズに応えるべく、アドバンストセミナーを25年度より開始した。このセミナーは全学部・学年に開放され、その道のエキスパートから苦労や挫折したお話を含め、学生たちの生きざまにインパクトを与える珠玉の名言をいただく事を期待している。また、同じく25年度に立ち上げた香川大学ネックストプログラムでは、グローバル人材養成、防災士養成、人間探求(文学作品熟読)プログラムの3プログラムを立ち上げ、先の見えにくい将来に備え、一芸に秀でて自信を持ち社会に飛躍できる人材育成に努めている。

 幸い、初年度にもかかわらず、多くの学生がプログラムを選択し、学修に励んでいる。

Club Banner
Club Banner

 クラブバナーのデザインは、創立時のテリトリーのシンボル的存在だった栗林公園の「箱松」とロータリーのエンブレムを組み合わせたものです。

 箱松とは、その名の通り箱のかたちを装った松。樹芸の粋を極めた箱松は、ほかには見られない特別名勝 栗林公園ならではの景観をつくっています。

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