4月30日(水) 第42回例会

会長挨拶                マスウド・ソバハニ会長

Your Excellency, Mr. Ambassador

As you know very well, Rotary Clubs, which are established in hundreds of countries throughout the world, strive to encourage friendship, fellowship and association among the various levels and professions of our global society. And it is a great joy for us to welcome distinguished visitors, such as your Excellency, to our country, which has opened its doors to the peoples and nations of the world.

We look at the human race as one single social organism, whose cells are like the different races, religious groups, nations and peoples of the world. While these different cells all have their own unique roles and functions, yet they must all work together in unity so that this organism can develop healthily and reach its ultimate prosperity.

Unfortunately, there are those who think that some cells are better or more important than other cells, whether it is in terms of race, language, religious affiliation, or other traditions. But, the fact remains that all these cells are important and if even one of these cells on the little finger of the human race is diseased or neglected, it can become malignant and affect the whole body of mankind.

Since the Rome Peace Accords of 1992, Mozambique has shown the world how it is possible to bring different ideologies together and establish a unified and thus prosperous country – indeed, its political stability together with its rich and extensive natural resources has made Mozambique one of the world's fastest growing economies.

We welcome you, Mr. Ambassador, in our midst in this great city of Takamatsu.

 

マラテ大使閣下

閣下もよくご存じのとおり、ロータリークラブは世界中の何百もの国々に存在し、このグローバル社会で、様々なレベルや職業の人々の間に友情、親睦そして連帯の輪が推進されるように努力しています。そして、閣下のような素晴らしい方に、世界中のすべての人々や国々にドアを開いているこの日本に来ていただき、そしてビジターとしてクラブ例会にお迎えできることは、私たちにとってとても大きな喜びです。

人間はたくさんの細胞が集まった一つの社会的な組織であり、その構成要素である細胞が世界中に存在する様々な人種や宗教、国家、人々であるとしましょう。このような細胞はそれぞれユニークな役割や機能を持っていますので、この組織が健全に発展し、その本質的な繁栄を達成するためには、これらすべての細胞が調和しながら仲良く機能しなければなりません。

残念ながら、人種であるとか言語、宗教、伝統などの違いによって、いくつかの細胞がそれら以外の細胞よりも優れている、あるいは重要であると考えられることがあります。しかし、これらすべての細胞はとても重要で、小指の先ほどの細胞が病気になったり、粗末にされたりすると、それが悪性化し、人類全体に影響を及ぼすことがあるということは歴史が証明しています。

1992年のローマ和平協定以来、モザンビークは異なるイデオロギーを認め合って統一し、現在の繁栄を世界中に示しています。まさに、豊富で将来性のある天然資源を所有し、政治的にも安定したモザンビークは世界で最速の経済成長を遂げてきたのです。

マラテ大使閣下、ようこそこの素晴らしい瀬戸の都、高松へ。

「地区大会への登録のお願い」香川大学ロータアクトクラブ 島原 美里会長

 高松南ロータリークラブの皆様には、日頃より、香川大学ロータアクトクラブに温かいご支援を賜り、ありがとうございます。

このたび、香川大学ロータアクトクラブは、平成26年6月14日と15日、国際ロータリー第2670地区第28回ロータアクトクラブ地区大会を開催します。私たちは、地区大会にご参加いただいた皆様と親睦を深めながら、地域の魅力を味わっていただける大会とすべく、日夜準備に励んでおります。

 地区大会を成功させるためには、私たちの力では足りず、高松南ロータリークラブの皆様の物心両面にわたるお力添えが欠かせません。資金も必要としています。是非とも、高松南ロータリークラブの皆様には、地区大会にご登録いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

客話「モザンビーク、過去から現在、そして未来の展望」

     モザンビーク共和国駐日大使 Belmiro José MALATE 様

「ミナサン コンニチワ」これだけは、日本語で言えます。高松南ロータリークラブにお招きいただき、ありがとうございます。私は以前ライオンズクラブに所属していました。ロータリーもライオンズも根本的な違いはないと思っています。貴クラブが創立された1957年に私は生まれました。

 今日は、モザンビークと日本との関係についてお話しをしたいと思います。500年前にモザンビークから来たモザンビーク人が、“ヤスケ”(彌助)と言う名前を貰って信長に仕ええました。また、日本からの天正遣欧少年使節も、帰路にモザンビークに立ち寄っています。

 その後、交流が無かったのですが1972年の独立後に日本との関係が深くなって今日に至っています。

 モザンビークは、マダガスカルの対岸の南東アフリカ大陸に位置しており、日本の倍の国土面積で人口は約2千万人です。私たちには25種の言語がありますが、旧植民地のなごりで公用語はポルトガル語を使っています。GDPは、150億USドルで国民1人当たりは6万5千円程度であります。国民の識字率は50%程度で、発展に於ける問題の一つになっています。

 政治は、多党制民主主義で、中央および地方にそれぞれ議会が有り、行政を行っています。

 日本国とは、1979年に国交を樹立して以来、モザンビークのODA(政府開発援助)で協力していただいています。

 国内には、天然資源に恵まれ、天然ガス、石炭、ミネラルが豊富にあります。これらの開発には、日本の商社やメーカーが投資しています。

 モザンビークの今後の発展で克服しなければならないことは、教育の改善、経済の改善等がありますが、子供達の交換留学なども通じて、皆さんと協力して進めたいと思っています。また、白内障治療の医師や絶対的に少ない医師の確保も今後の課題です。

 最後になりましたが、皆さんが高松で食しているエビの多くはモザンビークから来ています。是非ともモザンビークに来られて、新鮮なシーフドやエビを食べに来て下さい。

 高松南ロータリークラブの益々の発展をお祈りしています。

「アリガトウゴザイマシタ」

Club Banner
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 クラブバナーのデザインは、創立時のテリトリーのシンボル的存在だった栗林公園の「箱松」とロータリーのエンブレムを組み合わせたものです。

 箱松とは、その名の通り箱のかたちを装った松。樹芸の粋を極めた箱松は、ほかには見られない特別名勝 栗林公園ならではの景観をつくっています。

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