7月17日(水) 第3回例会

会長挨拶                マスウド ソバハニ会長

6月初旬から約1ヶ月間、息子BK Sobhaniの大学卒業式に出席し、その後2人でCalifornia 、New York、Florida、HawaiiそしてIsraelに行ってきました。行きの関西空港では男子100mで日本歴代2位、10秒01の記録を持っている京都洛南高校の桐生祥秀選手と友達になりました。最初に、California 大学Davis校における息子BKのthe commencement(卒業式)に列席し、共に喜びを分かち合いました。そして、New York のSebonack Golf Clubで開催されていた全米女子オープンゴルフ選手権に行き、BKと同じコーチについているフォン・シャン・シャンや宮里美香、そして宮里藍らと語らいました。Hawaii では、一番大きなHawaii島に行き、Kona CoffeeやPapaya農園を視察し、Hilo RCの例会にも参加しました。それからIsraelに飛び、Bahai教の本部を訪れ、Haifa やAkkaの街を歩き、Abraham Lincolnの曾々々々々孫にあたるAlbert Lincoln さん等と旧交を温めました。また、美術館に納入した直径10mのじゅうたんも見てきました。New YorkのLong Islandにある、1976年に50歳の誕生日に亡くなった父の墓の前で、58歳の元気な姿と高松南RCの会長を務めていることを報告し、喜んでもらいました。

客話「うどん県・時間旅行物語」

香川県観光振興課 古川 京司課長
香川県観光振興課 古川 京司課長

夢の架け橋と言われた「瀬戸大橋」が開通して四半世紀。宇野・高松を結ぶ宇高連絡船の船上の風景も旅の情緒の一コマもでした。

かつて昭和30年代から40年代にかけて香川県は、京都・奈良に次いで修学旅行のメッカとして第2位の地位を誇っていたこともありました。昭和63年の瀬戸大橋の開通で一時賑わった四国の玄関口は今や岡山駅に移り観光客も香川を素通りして土佐や道後に向かう様変わりです。

瀬戸内国際芸術祭も予想外の成功となりましたが、屋島や栗林公園にはお客さんは来ませんでした。そこで修学旅行などで来た想い出の地をもう一度辿って見ませんかをコンセプトに「時間旅行物語」を企画しました。

観光業界で「チヤリコ(築港、屋島、栗林公園、琴平)」と呼ばれた地域をベースに懐かしの修学旅行です。それぞれの観光地毎に時代設定をして、イベントを展開しお客様をお迎えします。

高松港周辺はサンポート高松として生まれ変わり、修学旅行生がお土産を買った商店街もアーケード街として新しくなりましたが、波おだやかな瀬戸内海も遍路文化が育んだおもてなしの心は昔とちっとも変わっていません。

金比羅参りは昭和レトロで設定、昭和の映画上映会や懐かしの映画ポスター展、夜市などこんぴら昭和劇場を開幕します。

栗林公園と玉藻公園は高松藩松平家の栄華を感じる江戸情緒を演出し、船遊び納涼庭園や邦楽演奏会を開催。松平家ゆかりの場所(栗林・玉藻・法然寺)を巡るスタンプラリー、ことでん琴平線では現役最古の電車が讃岐路を走るレトロ電車の特別運行が行われます。

やしま源平劇場は、屋島城が築かれた時代展、屋島山上ライブ「天空ミュージック」源平石あかりロードなど盛りだくさんです。

時間旅行物語は、かつて訪れたことのある県外のお客さんにもう一度来て貰いたいのが狙いです。どうかお知り合いの方にご吹聴下さるようお願いします。

 

Club Banner
Club Banner

 クラブバナーのデザインは、創立時のテリトリーのシンボル的存在だった栗林公園の「箱松」とロータリーのエンブレムを組み合わせたものです。

 箱松とは、その名の通り箱のかたちを装った松。樹芸の粋を極めた箱松は、ほかには見られない特別名勝 栗林公園ならではの景観をつくっています。

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