2020年オリンピック・パラリンピックが東京で開催されることになりました。日本の皆様、誠におめでとうございます。世界中からたくさんの方々が集まる素晴らしい機会ですので、国際交流をより盛んに行なって、たくさんの友達をつくっていただきたいと思います。私は高松南ロータリーに入会させていただいて26年になります。この間にたくさんのメンバーから愛していただきました。皆様からのこの愛は条件付きの愛ではなく、心からの愛、無条件の愛で、英語では unconditional love といいます。私もこのご縁をこれからもより一層大事にして、ご恩返しをしていきたいと思っています。よろしくお願いします。
約20年前、牟禮パストガバナー、ソバハニ現会長と韓国へ行きました。軍事博覧会会場で、ソバハニ現会長がイランの兵器バイヤーと間違われて機関銃を熱心に売り込まれた。先日のニュースでは、韓国はジェット戦闘機を売り出すまでになりました。時代が変わったものです。
米山記念奨学会から豊田PDGに感謝状が授与されました。広報委員会のまとめ役の重責を担われたお礼とのことです。
ソバハニ会長が全国に案内状を出されたことで、次週田辺はまゆうRCから会長・幹事含め6名の方々がご来訪いただけるとのことです。歓迎致しましょう。
世界社会奉仕として、福島に水を送るプロジェクトに5万円を寄付致します。
本年は、建築家丹下健三生誕100周年。2回目の瀬戸内国際芸術祭も盛況で、香川は建築とアートのまちとしてすっかり定着しましたが、その端緒となったのが、丹下健三による「香川県庁舎」です。金子正則知事に、丸亀中学の先輩である画家猪熊弦一郎が、丹下健三を薦め、東大丹下研究室の番頭的存在で香川出身の浅田孝氏と、県建築課のホープでぼくの師匠である山本忠司のふたりが画策し、出会いの場を演出したのはお話した通りです。
そして、金子知事は、戦後の民主主義にふさわしい開かれた県庁舎を望み、丹下さんは「日本建築の特徴である柱と梁の表現を極めた」と評される案を想起し、丹下研究室の神谷宏治氏と山本忠司は心血を注ぎ、丹下健三の傑作「香川県庁舎」を結実させたのです。この後、香川で設計することとなる建築家は、「香川県庁舎」に負けずと、自身のスキルをフルに発揮し、多くの刺激的な建築を生むこととなります。とにかく、「香川県庁舎」の誕生には、それに関わった先達のもの凄い熱量が込められています。だからこそ、竣工から55年を経た現在も、観る者に熱量を与え続けるのです。
ぼくも、香川の建築とアートを知れば知るほど、心を動かされ熱量をもらっています。そして、この魅力を伝え続けることが、先達への恩返しだと思っています。